バーゼルワールド2019で発表されたロレックスの話題の新作といえば外せないのがシードゥエラー Ref:126603ですね!
今までシードゥエラーには存在していなかったコンビ(イエローゴールドとステンレススチール)モデルということで大きな注目を集めています。
今回は新作シードゥエラーのルーツやスペックまで徹底分析します!
1.シードゥエラー 126603のスペック
まずはシードゥエラー 126603のスペックを調べてみました!
製品名 | シードゥエラー |
---|---|
リファレンスナンバー (型番号・モデル番号) |
126603 |
素材 | イエローロレゾール-ステンレススチール&18ctイエローゴールド |
ケース径 | 43㎜ |
ケース構造 | モノブロックミドルケース スクリュー式裏蓋 |
ベゼル | 逆回転防止ベゼル 素材 セラクロム |
リューズ | スクリュー式 トリプルロック(三重密閉構造) |
ガラス | サファイアクリスタルガラス 日付表示部にサイクロップレンズ |
防水性能 | 1,220m/4,000フィート防水 ヘリウム排出バルブ |
ムーブメント | 自動巻き |
キャリバー | 3235 ロレックス完全自社製造ムーブメント |
パワーリザーブ | 70時間 |
ブレスレット種類 | オイスター3列ブレスレット |
クラスプ | エクステンション(拡張)可能 |
ダイアル色 | 黒 |
発光塗料 | クロマライト |
認定 | 高精度クロノメーター |
基本スペックはステンレスモデルのシードゥエラー 126600と同様ですね。今回もサイクロップレンズ付きのガラス仕様になっています。
2.シードゥエラーのルーツ
シードゥエラーは「深海の住人」という意味で、サブマリーナの上位機種に位置付けられます。まさにダイバーズウォッチの究極モデルと言えます。
そんなシードゥエラーの歴史を紐解いていきます。
1953年 | 深海潜水艇バチスカーフ・トリエステ号の協力のもとにロレックスは、巨大な水圧に耐えられるように設計した試作機「ディープシー・スペシャル」のテストを開始する。 |
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1960年 | トリエステ号はマリアナ海溝の最深部(チャレンジャー海淵)での潜航で深度10,916mという世界記録を達成した。その際、トリエステ号の外壁に取り付けられていたディープシー・スペシャルは浮上後も正確に時を刻んでいた。その後ロレックスは、これらのテストデータを基にフランスの潜水専門会社コメックス社とダイバーズウォッチの開発を進める。 |
1967年 | さらなる深海への挑戦として、フランスの潜水作業専門会社(COMEX社)との共同開発により、初のシードゥエラー Ref:1655を発表。ファーストモデルで既に610mの防水性能を備えていた。現在のシードゥエラーに搭載されているヘリウム排出バルブは1655から採用されていた。 |
1978年 | セカンドモデルRef.16660へモデルチェンジを果たし、防水性能は初代の2倍にあたる1220mに達する。 その後もシードゥエラーは、ムーブメントの変更や細部のブラッシュアップによってプロダイバーのためのツールとして進化を続ける。 |
2008年 | ロレックスの防水技術の粋を集結させたシードゥエラーのコンプリーションモデル「ディープシー」を発表した。防水性はついに3900mに達し、当時の量産機械式時計最強の防水性能を備えることになった。 |
2014年 | サードモデルとなるRef:16600の生産終了から6年の歳月を経て、シードゥエラーの正統血統モデルとしてRef:116600が発表される。新素材や新技術の採用によりダイビングツールとして更なる進化を遂げた。 |
シードゥエラーは約50年の歴史を持っているんですね。今回発表されたRef:126603は1960年のマリアナ海溝の探索の際にトリエステ号に取り付けられていた「ディープシー・スペシャル」(またの名をザ オールド レディ)をモチーフにして制作されました。ロレックスファン、ダイバーズウォッチファンの方にはまさに特別な1本となるのではないでしょうか?
3.シードゥエラー 126603の特徴
それでは気になる126603の特徴を調べていきましょう!
ハイテクセラミックロレックスはベゼルの中に使用されるセラミックの開発に力を注いだ結果、傷が付きにくく色褪せや素材の劣化がしづらいハイテクセラミックを作り出すことができました。ロレックス社はこのベゼルディスクを完全に自社製造しています。
オイスターケースとヘリウム排出バルブ
シードゥエラーのオイスターケースは水深1,220m(4,000フィート)までの防水性能を備えています。堅牢度が高いオイスターケースに加え、ねじ込み式リューズとスクリュー式の裏蓋でしっかりと密閉されます。
ケースの側面にはロレックスが1967年に特許を取得したヘリウム排出バルブが搭載されていて、水圧の上下でケース内にかかる過大な圧力を逃しつつ、時計の防水性能をしっかりと維持します。
シードゥエラー126603にはロレックスが完全に自社開発したムーブメント[キャリバー3235]が搭載されています。これまでのムーブメントよりも衝撃に強く、またパワーリザーブは70時間まで延長されています。
4.ロレックスファンの評価
2019年3月に開催されたバーゼルワールド2019で新作が発表されてから、ネットや雑誌で囁かれているシードゥエラー126603の評価について紹介していきます。
シードのコンビは無い!
サイクロップレンズ付きでコンビ(ロレゾール)なんてただのサブ(サブマリーナ)
ディープシー・スペシャルのオマージュとか激アツすぎ!!
素直にいいと思う
賛否はあるようですが注目度は高いようですね!
5.まとめ
バーゼルワールド2019で発表されたイエローロレゾールのシードゥエラーですが、今後注目される1本となりそうですね。
ディープシー・スペシャルのオマージュということで人気は出そうですね。
定価は約170万円程度ということですが、出始めのころの並行相場は200万円を超えてくるのではないでしょうか?正規店に並ぶのが待ち遠しいですね!日本には2019年の夏~秋ごろ見かけるようになるのではないでしょうか?
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