ロレックスのシリアルナンバーと製造年

ロレックスのシリアルナンバーから判別できる製造年代をまとめました。
2010年以降のシリアルナンバーがランダムになっているものは年代の判別はできなくなりましたが参考ください。


シリアルナンバーの場所はどこ?

シリアルナンバー1

ロレックスのシリアルナンバーはどこにあるのかを解説します。

ロレックスの国際保証書(ギャランティー)を見る

ギャランティー1
かなり以前のものは紙のギャランティーでした。

ギャランティー2
比較的新しいものはプラスチックカードのギャランティーカードになっています。

ロレックスのグリーンタグを見る

グリーンタグ

グリーンタグにもシリアルナンバーの記載があります。
最近の国内正規品はグリーンタグはお店が回収するため、ユーザーさんの手元にわたることはなくなったようです。

時計ケースラグの間を見る

シリアルナンバー

ロレックス創業当初~2004年(2005年?)ごろまでに製造された個体は時計本体とブレスレットを外した面の6時側にシリアルナンバーの刻印が入っています。

リファレンス1
ロレックス/エクスプローラー 214270

リファレンス2
ロレックス/サブマリーナノンデイト 114060 

12時側にはロレックスのモデル型番号を表すリファレンスナンバーが刻印されています。

時計ケース文字盤のヘリ部分を見る

ヘリのシリアル

2004年、2005年ごろから製造された個体は時計ケースの文字盤ヘリ部分(見返し部分)にシリアルナンバーの刻印がされています。
6時位置を見ればシリアルナンバーがわかるようになりました。
※12時側のブレスレットを外したラグ間には以前と変わらずリファレンスナンバーの刻印があります。

シリアルナンバーが数字のみのもの

ロレックス創業当初から1986年までのシリアルナンバーは全て数字で構成されています。
1954年には100個体の製造を機にシリアルナンバーがリセットされていますが、モデルを見ればどの時代に作られた物か容易に判別ができます。

シリアル 製造年 備考
21691~ 1927年
23969~ 1928年
24247~ 1929年
28290~ 1930年
29312~ 1932年
29933~ 1933年
30823~ 1934年
35365~ 1935年
37596~ 1936年
40920~ 1937年
43739~ 1938年
71224~ 1939年
99775~ 1940年
106047~ 1941年 シリアルナンバー6桁へ
143509~ 1942年
230873~ 1943年
269561~ 1944年
302459~ 1945年
387216~ 1946年
529163~ 1947年
628840~ 1948年
710776~ 1951年
840396~ 1952年
929426~ 1953年
976195~ 1954年 100万個製造となり、シリアルナンバーがリセットされた
30634~ 1955年
139400~ 1956年
216821~ 1957年
353343~ 1958年
399000~ 1959年
511687~ 1960年
511687~ 1961年
646900~ 1961年
763663~ 1962年
894000~ 1963年
985015~ 1964年
125699~ 1965年 シリアルナンバー7桁へ
187100~ 1966年
2163900~ 1967年
2426800~ 1968年
2689700~ 1969年
2952600~ 1970年
3215500~ 1971年
3478400~ 1972年
3741300~ 1973年
4004200~ 1974年
4267100~ 1975年
4539000~ 1976年
5006000~ 1977年
5482000~ 1978年
5958000~ 1979年
6434000~ 1980年
6910000~ 1981年
7386000~ 1982年
7862000~ 1983年
8338000~ 1984年
8814000~ 1985年 ステンレスに904鋼が採用され始める
9290000~ 1986年

シリアルナンバーの頭文字にアルファベットが使用されているもの

1987年からは頭文字にアルファベットがついているシリアルナンバーが採用されました。
当初はロレックス(ROLEX)の文字から順に行っていったようですね。
アルファベットのO(オー)が採用されていないのは数字のゼロと見分けがつきにくいからと言われていますね。

シリアル 製造年 備考
R000001~ 1987年 アルファベット+6桁のシリアルナンバーが採用される
L000001~ 1989年 1~3月ごろからL番開始
E000001 1990年 7~9月ごろからE番開始
N000001 1991年 10~12月ごろからN番開始
C000001 1992年 10~12時ごろからC番開始
S000001 1993年 7~9月ごろからS番開始
W00001~ 1994年 4~6月ごろからW番開始
T000001~ 1996年 4~6月ごろからT番開始
U000001~ 1997年 7~9月ごろからU番開始
夜光塗料がトリチウム→ルミノバへ変わり始める
A000001~ 1998年 10~12月ごろからA番開始
P000001~ 2000年 1~3月ごろからP番開始
K000001~ 2001年 7~9月ごろからK番開始
Y000001~ 2002年 7~9月ごろからY番開始
F000001~ 2003年 7~9月ごろからF番開始
2004年新作からルーレットシリアルに切り替わり始める
D000001~ 2005年 4~6月ごろからD番開始
Z000001~ 2006年 4~6月ごろからZ番開始
M000001~ 2007年 7~9月ごろからM番開始
夜光塗料がルミノバからクロマライトへ替わり始める
V000001~ 2008年 7~9月ごろからV番開始~2010年
G000001~ 2010年 1~3月ごろからG番開始~2012年まで
ランダム 2010年1~3月ごろから G番と並行してアルファベットと数字がランダムの8桁シリアルになる。
以降の製造年に関しては判別ができなくなった

ロレックスを売るならここ!

【2024年1月更新】宅配可能!今が売り時!?時計買取のおすすめ店を徹底調査!高値で売却できるのはここ!
現在社会情勢もあり、中古市場の注目度が上がっているようですね。各ブランドが年々新品定価を上げていく中で状態の良い中古品を購入するユーザーが多くなっているようです。中古市場の動きが激しくなると必然的に時計を売却する際の買い取り額も上がっている

ロレックスを修理・オーバーホールするならここ!

【2024年1月最新版・厳選4店!】時計修理店、修理オーバーホールするならここ!【日本全国版】
(2024年1月更新) 機械式の腕時計に付きまとう悩み事といえば「故障」「メンテナンス」「オーバーホール」です。 メーカーの修理価格は年々値上がりしてとんでもない額を請求されるし、とはいえ街の修理店はしっかりやってくれるか心配! 時計の修...